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【萌える日本史講座】南海トラフ?平城京を襲った巨大地震の「遺構」を発見 出たのは文化財研究所の下

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 高松塚古墳の亀裂や、奈文研敷地内の噴砂跡は、巨大地震の貴重な証言者に他ならない。

 大阪平野を取り囲む活断層

 南海トラフに限らず、近畿一帯には大規模な活断層も多い。阪神大震災は六甲・淡路島断層帯が要因で、大阪北部地震は当初、有馬-高槻断層帯などの存在が指摘された。このほか、大阪市内を縦断するように走る上町断層帯、大阪・奈良府県境にある生駒断層帯、大阪・和歌山府県境から四国に伸びるのは、日本最大級の断層の中央構造線の一部で、直下型地震が起きれば甚大な被害は避けられない。

 6月に政府の地震調査委が公表した全国地震動予測地図によると、今後30年間に震度6弱以上の地震に見舞われる確率は、奈良市が61%、和歌山市は58%とされ、南海トラフ巨大地震の震源域に近い四国では高知市が75%、徳島市が73%などとなっている。

 奈文研は、歴史の視点から防災に取り組もうと、全国の発掘調査をもとに地震や津波、火山活動の痕跡を集めてデータベース化を進めている。村田泰輔研究員は「過去の災害の歴史を知ることで、いざというときの心構えもできる。巨大地震発生のメカニズムや周期を明らかにする手がかりとなり、災害の予測や減災に役立てたい」と話す。

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