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【四国の議論】「日本一おいしい水」の街はここ 愛媛・西条の町おこしとは

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【四国の議論】
「日本一おいしい水」の街はここ 愛媛・西条の町おこしとは

平成8年の全国利き水大会1位の嘉母神社の「うちぬき」ちょうず 平成8年の全国利き水大会1位の嘉母神社の「うちぬき」ちょうず

 ツアーは1グループ2~5人程度の少人数に抑え、完全予約制にした。このことも話題になり、この10年間で2千人以上が訪れる人気企画として定着。レンタサイクルを利用した自転車コースや、周辺の「芝井の泉」や「嘉母神社のちょうず」に立ち寄る自動車利用のモデルコースもある。

水めぐり体験

 水めぐりツアーに参加してみた。市観光交流センターを出発し、まず立ち寄った観音水泉では、こんこんと湧き出る地下水を見て豊富な水量を実感したあと、「コーヒーに最適な軟水」といわれる「うちぬき」水を試飲。刺激のない柔らかな口当たりで、違和感なくのどに滑り落ちていく。

 水系の中央付近では、木製の遊歩道を歩きながら、水草や魚類などの水生生物を探そうと、流れをのぞき込んだ。近くの大通寺の山門は旧西条藩陣屋から移設されたこと、市総合福祉センターの敷地は江戸時代、浮世絵にも使われた手漉き和紙「伊予柾(いよまさ)」が製造された発祥の地であることなど、案内人が周辺の歴史もガイドしてくれる。

 各地区に水を平等に配分するために設けられた水路の分岐や、珍しい石の筧(かけい)も見学。JA西条の運営する産直市場で飲んだ「うちぬき」水は、観音水泉の水よりわずかに甘いようだった。

水めぐり案内人

 案内人を務めてくれたのは、元高校日本史教師の萬條克己さん(77)。ツアー発足当初からのベテランで、12人の案内人のリーダー格だ。案内人は会社員や公務員、教員らのOBがほとんどだという。

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