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【四国の議論】「日本一おいしい水」の街はここ 愛媛・西条の町おこしとは

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【四国の議論】
「日本一おいしい水」の街はここ 愛媛・西条の町おこしとは

平成8年の全国利き水大会1位の嘉母神社の「うちぬき」ちょうず 平成8年の全国利き水大会1位の嘉母神社の「うちぬき」ちょうず

 至る所から冷たい地下水が自噴(じふん)する水の都・愛媛県西条市。水源に当たる自噴井(せい)は親しみを込めて「うちぬき」と呼ばれ、市のシンボルになっている。西日本最高峰の石鎚山(いしづちさん、1982メートル)から流れ出る加茂川水系がもたらす豊富な水量は、市民の生活を潤すとともに観光資源としても活用され、10年前に始まった市観光物産協会による「ガイドと歩く・西条水めぐりツアー」も盛況だ。自噴水の町の魅力を紹介する。(尾崎俊)

水の都

 地下水が自噴するのは瀬戸内海に面した西条市の中心部。JR伊予西条駅の北側に広がる東西約5・6キロ、南北0・4~2・2キロの区域約800ヘクタールだ。

 海に近い北側の地中に東西に走る断層があるとみられ、南側の扇状地部の地中を北向きに流れる加茂川の伏流水がその壁状の層にせき止められて溜まり、次々に流れ込む伏流水による圧力で自噴するという。地中にパイプを打ち込むだけで、地下水が噴き出すのは全国的にも珍しい。

 市内にある「うちぬき」は約3000本といわれ、1日約9万トンの地下水が生活用水や農業用水に利用されている。その中の「うちぬき広場」と「嘉母神社のちょうず」の自噴水はそれぞれ平成7、8年の「全国利き水大会」(岐阜県の揖斐川流域住民らで構成する「いびがわミズみずフェスタ実行委員会」主催)で、全国一おいしい水に選出された。ちなみに、自噴地区には上水道が整備されていない。

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