産経WEST

沖縄の妻殺害、2審も無罪 第三者犯行「排除できず」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


沖縄の妻殺害、2審も無罪 第三者犯行「排除できず」

 沖縄県うるま市で平成27年、妻=当時(73)=を殺害したとして、殺人罪に問われた無職、中山盛寿被告(77)の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)は12日、「第三者による犯行の可能性を排除できない」とし、無罪とした1審那覇地裁の裁判員裁判判決を支持、検察側の控訴を棄却した。

 事件では被告の関与を示す直接的な証拠はなかった。検察側は警察の鑑識結果を踏まえ、「遺体が見つかった寝室の掃き出し窓に第三者が侵入した形跡はなく、被告以外に犯行は不可能だ」と主張していた。

 判決理由で多見谷裁判長は1審同様、「形跡が一切ないと証明するために必要な写真撮影をしていない」などと鑑識活動の不備を指摘し、検察側の立証は不十分と判断した。

 被告は妻、静子さんの首を絞めて殺害したとして、事件から約1年9カ月後に逮捕、起訴されていた。

「産経WEST」のランキング