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【エンタメよもやま話】スター・ウォーズ8、ディズニー叩きは組織的ネガキャンだった

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【エンタメよもやま話】
スター・ウォーズ8、ディズニー叩きは組織的ネガキャンだった

米ディズニーが自社映画作品で進める、主人公や登場人物の人種・性別の「多様化」に反対する団体の事実上の“犯行宣言”。フェイスブックに投稿された(ヤフー・ムービーズ6月11日付。現在は削除されている) 米ディズニーが自社映画作品で進める、主人公や登場人物の人種・性別の「多様化」に反対する団体の事実上の“犯行宣言”。フェイスブックに投稿された(ヤフー・ムービーズ6月11日付。現在は削除されている)

 そして、ケリー・マリー・トランさん(29)がインスタグラムの投稿を全て削除したことが明らかになってから3日後の6月8日、フェイスブックで、前作のSW7や、シリーズの派生作品「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016年)のプロデューサーを務めたハリウッドの大物女性プロデューサー、キャスリーン・ケネディさんについてこう激しく非難します。

 「銀河系の賞金稼ぎと、彼らの話し相手であるロボットをフィーチャーするなど、SWの規範の曲解を招く“フェミナチ計略”を追求した」

 さらに「われわれの目的は、SWが“多様性の押しつけ”を逆転させる映画スタジオによってコントロールされるとともに、(ディズニーのように)腐敗した企業が製作していない“同性愛者ではない白人の男性ヒーロー”を(ハリウッド映画に)取り戻すことである」と宣言したのです。

 6月11日付の英紙ガーディアン(電子版)やヤフー・ムービーズなどが報じたのですが、さらに、この団体、ケリー・マリー・トランさんに組織的な差別的投稿を行ったことも認めたのです。

 それだけではありません。メディアの映画評や一般の映画ファンの評価を集計する米映画批評サイト「ロッテントマト」を標的に、SW8だけでなく、先ごろ公開されたハリウッド映画「ブラックパンサー」(ライアン・クルーガー監督)に対しても、故意に評価を下げて投稿する“組織的ネガティブキャンペーン”を行ったと公言したのです。

 米で2月、日本では3月に封切られた「ブラックパンサー」は、「スパイダーマン」や「バットマン」でおなじみ「マーベル・コミック」のヒーロー漫画の実写版で、製作は、こちらもディズニー傘下となった「マーベル・スタジオ」が手がけました。

 アフリカの秘境にある架空の小国を舞台に、特殊能力を持つ黒人のヒーローが大活躍する物語で、監督をはじめ、製作スタッフも出演者も大半が黒人。無論、物語も黒人社会からの黒人目線で描かれたにも関わらず、北米で史上最高の興行収入を記録するなど、欧米では驚異的なヒットになりました。

 この団体はそれが気に食わなかったようで、ネガティブキャンペーンに走ったのでした。

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