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産婦人科医院に賠償命令 胎児死亡で過失、徳島地裁

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産婦人科医院に賠償命令 胎児死亡で過失、徳島地裁

 胎盤の剥離により胎児が死亡したのは医師の診断の遅れが原因として、徳島県北島町の夫婦が同県鳴門市の産婦人科医院に計約4100万円の損害賠償を求めた裁判の判決で、徳島地裁は11日、医師の過失を認め約1400万円の支払いを命じた。

 判決によると、母親は妊娠中の平成25年3月、出血などの異常を訴えて産婦人科医院に入院。胎児の心拍数の判読を誤り、胎盤が子宮からはがれる「常位胎盤早期剥離」の発見が遅れたことにより胎児が死亡し、母親も重体に陥った。

 判決理由で川畑公美裁判長は「常位胎盤早期剥離を疑い、原因を調べるための診断をしていれば胎児が生存したまま分娩される蓋然性があった」と指摘した。

 医院の理事長は「弁護士と相談して今後の対応を協議したい」としている。

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