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【西日本豪雨】「ダム操作適切だった」 愛媛の氾濫で四国整備局

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【西日本豪雨】
「ダム操作適切だった」 愛媛の氾濫で四国整備局

 西日本豪雨で氾濫した愛媛県の肱川にある野村ダム(西予市)と鹿野川ダム(大洲市)を管理する国土交通省四国地方整備局は11日、大洲市で記者会見し、ダムの放流操作について「適切だった」と説明した。

 同局によると、貯水位がピークに達した7日午前、上流にある野村ダムから最大毎秒約1800トン、中流にある鹿野川ダムから最大毎秒約3700トンが放流された。鹿野川ダムの放流量は安全とされる基準の6倍に当たる。西予、大洲両市では大規模な浸水被害が起き、住民から疑問の声が上がっていた。

 同局河川部の長尾純二河川調査官は「想定外の雨量だった」と説明。操作規則に基づき、放流前に自治体に連絡し、屋外スピーカーから警報を鳴らしたり、警報車で注意喚起の放送を流したりして住民に周知したという。規則では、放流前に「厳重に注意してください」などと放送を流すことになっているが、避難を促す内容は義務付けられていなかった。

 住民から、警報が聞こえなかったり警報の意図が分からなかったりしたとの声が上がっていることについて、長尾氏は「避難指示は行政の役割。できることはやったが、情報を受けた住民側に行動に移してもらえなかった。住民の意識を高める取り組みを続けていく必要がある」と述べた。

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