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外国人船客に雅楽を 神戸港で演奏会

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外国人船客に雅楽を 神戸港で演奏会

外国人観光客を前に演奏する日本雅楽協会のメンバー=神戸市中央区 外国人観光客を前に演奏する日本雅楽協会のメンバー=神戸市中央区

 日本の伝統芸能「雅楽」の魅力を世界に伝えようと、日本雅楽協会(神戸市)が10日、同市中央区の神戸ポートターミナルで演奏会を開き、外国人船客ら約千人が優美な音色に酔いしれた。

 アジア最大規模の客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(定員4180人)の神戸港入港に合わせた市主催のイベント。海外を含む多くの人に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産でもある雅楽の魅力を知ってもらおうと初めて企画した。

 協会メンバーらは、民謡「黒田節」のもとになった「越天楽」などを演奏。外国人船客や市民らが龍笛(りゅうてき)などの清らかな音色に聞き入った。同市中央区の無職、鈴木政恵さん(83)は「素晴らしい演奏だった。海外の人にも聞いてもらえてうれしい」と話した。

 協会では今後も客船の入港に合わせ、演奏会を続けていく予定。同協会理事長で生田神社名誉宮司の加藤隆久さん(83)は「雅楽の素晴らしさが世界に広まるように尽力していく」と強調した。

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