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昭和59年の滋賀・日野町事件、再審認める 大津地裁、強殺で無期懲役

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昭和59年の滋賀・日野町事件、再審認める 大津地裁、強殺で無期懲役

「再審開始」と書かれたのぼりを出す弁護団=11日午後2時35分、滋賀県大津市の大津地方裁判所(寺口純平撮影)  「再審開始」と書かれたのぼりを出す弁護団=11日午後2時35分、滋賀県大津市の大津地方裁判所(寺口純平撮影) 

 滋賀県日野町で昭和59年に酒販店経営の女性=当時(69)=の首を絞めて殺害し金庫などを奪ったとして、強盗殺人罪で無期懲役が確定し、平成23年に病死した阪原弘(ひろむ)元受刑者=当時(75)=の遺族が裁判をやり直す「再審」を求めた2回目の再審請求審で、大津地裁は11日、再審開始を認める決定をした。

 捜査段階での自白の信用性や、確定判決が認定した方法では殺害できないとする弁護団の主張をどう判断するかなどが争点だった。

 事件は昭和59年発生。酒販店経営の女性が殺害され手提げ金庫が盗まれた。滋賀県警は63年「酒代欲しさに犯行に及んだ」などと自白したとして、常連客だった阪原元受刑者を強盗殺人容疑で逮捕。阪原元受刑者は公判で一転して「自白を強要された」などと無罪を主張したが、平成12年に最高裁で無期懲役が確定した。

 阪原元受刑者は大津地裁に再審請求をし、棄却された後に大阪高裁で即時抗告中だった23年に75歳で病死。手続きは打ち切られ、遺族が第2次再審請求をしていた。

 弁護団は第2次請求審で、「被害者は馬乗りされて首を床に押さえつけられ、右手で首を圧迫された」とする鑑定を提出。阪原元受刑者が捜査段階でした「中腰で背後から両手で首を絞めた」との自白と遺体の損傷状況には矛盾があると主張した。

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