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【あおり運転殺人】追突前、1分間パッシング 追い抜かれ立腹か

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 堺市南区であおり運転をして追突し、バイクの男性を殺害した疑いで逮捕された警備員、中村精寛容疑者(40)が、走行中に男性に追い抜かれた後、約1分間にわたってパッシングなどを繰り返したことが4日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警交通捜査課は、追い抜かれたことに腹を立てた犯行とみて調べる。

 交通捜査課によると、あおり運転による死亡事故に殺人容疑を適用するのは異例。

 中村容疑者の乗用車のドライブレコーダーに事故直前、死亡した大学4年、高田拓海さん(22)のバイクに左側から追い抜かれ、後を追うように右車線に進路変更しながら約1分間にわたってクラクションを鳴らしたり、パッシングを繰り返したりする様子が記録されていた。あおり運転の区間は約1キロに及んだ。

 ドライブレコーダーには中村容疑者の音声も記録されており、解析を進める。

 府警は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで中村容疑者を現行犯逮捕したが、3日に殺人と道交法違反(ひき逃げ)で再逮捕し、4日に送検した。「殺害しようと思ったわけではない」と殺意を否認している。

 高田さんは2日夜、堺市南区の府道でバイクを運転中に中村容疑者の乗用車に追突され、搬送先の病院で死亡した。

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