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国とメーカー争う姿勢 建設アスベスト訴訟第2陣

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国とメーカー争う姿勢 建設アスベスト訴訟第2陣

 建設現場でアスベスト(石綿)を吸い込み、肺がんや中皮腫になったなどとして、元労働者や遺族約30人が国と建材メーカー17社に計約4億5千万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が福岡地裁(立川毅裁判長)で開かれ、被告側は争う姿勢を示した。

「夫は一生懸命仕事をしたのに…」

 福岡の集団訴訟の第2陣。第1陣訴訟は福岡地裁が平成26年、国に賠償を命じた一方、メーカーについては実際に使った建材が特定されていないとして請求を退けた。

 この日の弁論では遺族らが意見陳述し、塗装工だった丸山勝弘さん=当時(66)=を肺がんで亡くした妻、清子さん(63)が「夫は一生懸命仕事をしたのに、健康がないがしろにされていた。許せない」と救済を訴えた。

 原告側は、国は十分な規制をせず、メーカーは石綿の危険性を知ることができたのに製造、販売を続けたとしている。

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