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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】5年目・陽川大当たり 虎の「ドラフト失敗論」払いのけるか

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
5年目・陽川大当たり 虎の「ドラフト失敗論」払いのけるか

【プロ野球ヤクルト対阪神】3回、3点本塁打を放った阪神・陽川尚将=6月29日、神宮球場(森本幸一撮影) 【プロ野球ヤクルト対阪神】3回、3点本塁打を放った阪神・陽川尚将=6月29日、神宮球場(森本幸一撮影)

 田中は阪神が陽川を3位指名した直後、広島の3位に指名されました。そしてプロ4年間の2人の成績は…。「すぐに使える」どころか、田中はタナキクマルの一角として広島の2連覇に大きく貢献。逆に陽川の4年間は通算打率・167、本塁打3本、打点5です。 「どうして田中を指名しなかったんだ。なにが将来性や!? 田中はすぐに使えて、将来性も陽川よりはるかに上や」

 阪神電鉄本社首脳や球団関係者、阪神OBからはドラフト戦略の大きなミスとして語り継がれていました。こうした“失敗論”を陽川のバットが払いのけてくれるのか。それは、これからの陽川の活躍の持続性にかかっているでしょう。

 阪神の若手はまるでモグラ叩きのモグラ…と言われています。少し活躍して頭をもたげると、すぐに研究され頭を叩かれて沈んでいく…。高山、大山、江越、中谷…。陽川もモグラ叩きで沈んでいくなら、打線の活性剤としての期待も消え失せて、ドラフト戦略の“失敗論”もさらにくすぶるでしょう。

 逆に陽川がさらに牙をむいて他球団投手を襲い続けるなら、緊急補強策も霧散解消し、まだまだ逆転Vの可能性も出てきます。今は陽川がまるで太陽のように輝き続けることを祈るばかりです。

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