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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】5年目・陽川大当たり 虎の「ドラフト失敗論」払いのけるか

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
5年目・陽川大当たり 虎の「ドラフト失敗論」払いのけるか

【プロ野球ヤクルト対阪神】3回、3点本塁打を放った阪神・陽川尚将=6月29日、神宮球場(森本幸一撮影) 【プロ野球ヤクルト対阪神】3回、3点本塁打を放った阪神・陽川尚将=6月29日、神宮球場(森本幸一撮影)

 「もう村田はいらないでしょう。陽川が出てきたから。今の陽川なら村田と力関係でも同じと思うね。このまま活躍が続けばオフの補強策も変わってくる。中田翔(日本ハム)のFA補強を継続審議する気配もあったけど、それも消滅する方向になるよね」。チーム関係者はズバリと言い切ったのです。

 それほどチームにインパクトを与えた陽川の出現ですが、このまま活躍が続けば、舞台裏でチーム内で囁かれ続けたドラフト戦略の“失敗論”も打ち消すことができるかもしれません。

 陽川は2013年のドラフト3位で入団しましたが、その時、陽川を指名しないで他の内野手を指名できるチャンスが阪神にはありました。現在の広島の核弾頭・田中広輔内野手(29)です。JR東日本の遊撃手だった田中はまだ阪神に指名権が巡って来た時にはどこにも指名されていなかったのです。ウエーバーの順番で阪神は広島よりも先に指名できるチャンスがあったわけです。ところが、阪神は田中を指名せず陽川を指名しましたね。

 「当時のスカウトの報告では、すぐに使えるのは田中だけど、将来性があるのは陽川だ…ということだった。だからリストに載っていた田中を回避して陽川を3位で指名したんだ」とはチーム関係者の話でした。

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