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【ロシアW杯コラム】独ソ攻防戦の地で決勝T進出…サッカーに一喜一憂、平和だからこそ

戦死した兵士らが弔われている祭壇「永遠の炎」=ボルゴグラード(田中俊之撮影)
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 サッカー日本代表の1次リーグ最終戦の前、多くのサポーターとともに立ち寄った場所がある。ボルゴグラード市街地を望む丘の上に建つ巨像「母なる祖国像」と、その近くにある祭壇「永遠の炎」だ。祭壇は第二次大戦で戦死した兵士らを弔っており、花束を手向けるサポーターの姿もあった。

 ボルゴグラードの旧市名はソ連時代の最高指導者、スターリンの名を冠したスターリングラード。第二次大戦の対独戦でソ連勝利への転換点となった攻防戦が繰り広げられた戦地だ。同じく戦火で甚大な被害を受けた広島市と姉妹都市提携をしており、互いに平和活動に尽力しているという。

 サッカー日本代表もこの地で厳しい「戦い」を繰り広げ、決勝トーナメント進出を決めたが、同じ「戦地」「転換点」といっても、スポーツと戦争でその意味合いは全く異なる。日本サポーターも自分も、こうしてワールドカップ(W杯)に一喜一憂できるのは日本が平和だからこそ。そのありがたさに改めて気付かされた。

(ボルゴグラード 田中俊之、写真も)

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