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【衝撃事件の核心】20年前の乳児コンクリート詰め事件、時効3年死体遺棄罪の判断は? 7月に判決

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被告は「子供に申し訳ない」

 今回の公判で、検察側は論告で「コンクリート詰めにしたのは、遺体を自分のそばに置いておく(死体遺棄の)準備行為」とし、コンクリート詰めにした時点で遺棄行為が終了するわけではないと主張。被告の犯行動機が「自分が死ぬときまで一緒に暮らす気持ちだった」ということも踏まえ、「遺体を長期間放置したことを除いてしまえば、事件の違法性は評価できない」と訴えた。

 さらに、時効が認められれば「正確な死亡日時が分からない事件では、いくらでも罪が免れられる」と社会的影響の大きさも指摘。改めて時効は不成立だとして、懲役3年を求刑した。

 一方、弁護側は、「(放置が遺棄の継続となれば)半永久的に時効成立が完成しないことになる」などとして、コンクリート詰めにした行為のみが「遺棄にあたる」と訴えた。

 こうした法律論争とは別に、被告は最終意見陳述で時効については言及せず、「4人の子供に対して申し訳ない気持ちでいっぱい。これから罪を償いたい。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 被告が償う「罪」は刑罰となるのか、それとも道義的なものにとどまるのか。判決は7月2日に言い渡される予定だ。

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