PR

産経WEST 産経WEST

【浪速風】富山交番襲撃、007の“指紋認証銃”なら…(6月27日)

ブルーシートで覆われた富山中央署奥田交番(右)。警察官が刃物で刺され、拳銃を奪われた=27日午前7時37分、富山市
Messenger

 英国の警官は要人警護など特別な任務以外は拳銃を携行しない。19世紀に誕生したスコットランドヤード(ロンドン警視庁)は「市民の守護者」を任じ、銃を持たずに警邏(けいら)した。それ以来の伝統である。最近はテロの続発で武装の必要性が論議されているようだが。

 ▼日本の警察はフランスを範にした。明治7(1874)年に東京警視庁を創設した川路利良は、渡仏後の建議書に「平常には司法地方の警察を勤むと雖(いえど)も止むを得ざれば、銃器を取りて兵となる」と記した。警官が銃を持つのは、治安を守り、犯罪を防ぐためである。衝撃的な事件が起きた。

 ▼富山市の交番で21歳の元自衛官が警官を刃物で刺して拳銃を奪い、近くの小学校で警備員に発砲、2人が死亡した。銃所持の是非も議論になろうが、まずは強奪を防ぐ対策が急務だ。映画「007スカイフォール」に、指紋認証で敵に奪われても発射できない銃が出てきた。米国ではすでに開発されているそうだ。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ