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女性1人の不妊手術確認 岡山、旧優生保護法下で

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女性1人の不妊手術確認 岡山、旧優生保護法下で

 旧優生保護法下で障害者らが不妊手術を強いられた問題で、岡山県は26日、手術を受けた女性1人の個人名などが記載された資料が見つかったと発表した。同県で個人を特定できる資料が見つかるのは初めて。

 県によると、書庫や県立記録資料館などを調べた結果、手術の適否を判断する優生保護審査会の資料など計14件の文書を発見。文書では、昭和50~59年度に男女9人がいずれも審査会で手術が適当とされたが、実施を確認できたのは女性1人のみだった。他の8人が手術したかは不明という。

 旧厚生省の衛生年報などによると、岡山県内では845人が旧法下で本人の同意がなく手術を受けたとされている。県はこれまで資料について、保存期間を過ぎたため既に廃棄したと説明していたが、厚生労働省から4月下旬に調査の要請を受け、範囲を拡大して調べていた。

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