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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】交流戦苦しんだ金本阪神の浮沈のカギは、唯一好調の糸井をどう生かすかだ

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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
交流戦苦しんだ金本阪神の浮沈のカギは、唯一好調の糸井をどう生かすかだ

阪神の糸井嘉男選手 阪神の糸井嘉男選手

 しかし、チーム状況を見れば関係者も含めて誰も「優勝のチャンスや」などと浮ついた事を言う人はいません。なぜなら逆転Vを可能にするだけの手応えが感じられないからです。交流戦中のチーム打率・250は12球団中7番目、本塁打8本は11位、得点59はロッテと並び10位タイ。

 再開されるリーグ戦で成績(すべて21日現在)を比較すると、チーム打率・237はセ6球団で最下位。本塁打32も最下位。得点204も最下位。盗塁数だけは38で2位。植田海の起用から一気に足は使えるようにはなりました。逆に投手の防御率3・37はリーグトップですから、いかに貧打を投手がカバーしているかが分かります。

 「これだけ打てなくてそれでも首位と4・5ゲーム差というのが奇跡だよ。メッセンジャー、秋山、小野、藤浪、岩貞ら先発陣は揃っているし、リリーフ陣もドリスやマテオが離脱しても桑原、能見、藤川球児らが奮投している。もう少し点が取れるようになったら面白いとは思うけど、ここから先、点が取れるようになるか…と言えば首をひねるしかない」とは阪神OBの言葉ですが、誰しもが同じ見通しになってしまうでしょう。

 そうしたチーム状況の中で、打撃陣の中で唯一気を吐いているのが糸井です。交流戦18試合の成績は打率・344、本塁打2本、打点13。盗塁も6でまさに打って、走って…。今季の通算成績(21日現在)も打率・320、本塁打10本、打点37、盗塁14で出塁率も坂口(ヤクルト)に続くリーグ2位(・423)です。得点圏打率・263はやや低いですが、まさにポイントゲッターにもチャンスメーカーにもなっています。

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