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【練炭自殺偽装】「妬んでいた」「ごめん」…偽造疑いの遺書に姉への謝罪の言葉 目そらす狙いか

送検される足立朱美容疑者(中央)=21日午後0時15分、大阪市中央区(須谷友郁撮影)
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 堺市中区の事務所兼住宅で3月、練炭自殺を装い実弟を殺害したとして、姉の建設会社役員、足立朱美容疑者(44)が逮捕された事件で、弟の遺書とされる文書に「妬んでいた」「傲慢になりすぎた」などと、足立容疑者に謝罪するような記述があったことが22日、捜査関係者への取材で分かった。

 遺書は足立容疑者のパソコンで作成された形跡があることがすでに判明。大阪府警捜査1課は足立容疑者による偽造とみており、自身に謝るような内容にすることで、関与が疑われないようにする狙いがあったとみて調べている。

 弟は当時、足立容疑者とは別の建設会社を経営。仕事面で競合が生じていた可能性があり、捜査1課は2人の間で会社経営をめぐるトラブルがなかったかを調べている。

 弟の聖光(まさみつ)さん(40)=堺市南区=は3月27日、実家の会社事務所兼住宅のトイレ内で倒れ、中で燃やされた練炭による一酸化炭素中毒で死亡した。事件当日、聖光さんの妻(37)が実家に駆け付けたところ、プリンターで印字された聖光さんの遺書とされる文書を、足立容疑者から差し出された。

 捜査関係者によると、文書には、足立容疑者が父親(67)に住宅ローンを肩代わりしてもらったことを「妬んでいた」との記述や、足立容疑者に「負担をかけた。ごめん」などと謝るような記載もあった。

 ただ、住宅ローンの肩代わりについて、母親(67)は「(聖光さんは)知らなかった」と証言。聖光さんの妻も「パソコンで手紙を書いたことがない」と不自然さを指摘していた。

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