PR

産経WEST 産経WEST

【この本おもろっ】牛を襲うアリ、農業する魚…不思議な生態集めた「ヤバい生きもの」

児童書「ヤバい生きもの」
Messenger

 生きた牛を襲うアリの大群、人間の傷口を治すウジ、“農業”をする魚…。謎と驚きに満ちた動植物を紹介した児童書『ヤバい生きもの』(集英社)が話題だ。最新の研究を交え、知られざる生態を分かりやすく解説。大人が読んでも知的好奇心をくすぐり、サイエンスへの扉を開いてくれそうだ。

     (横山由紀子)

 ■事実は小説より奇なり

 著者は、かつて科学雑誌「ニュートン」編集部に勤務し、現在はサイエンスライターとして活躍する京都市在住の小野寺佑紀(ゆうき)さん(38)。「事実は小説より奇なりといいますが、生き物の世界はリアルな面白さ、すごさ、ヤバさに満ちあふれています」と話す。

 本書では、そんなヤバい約40の生き物を取り上げ、最新の調査や研究を盛り込みイラスト付きで解説。京都学園大学バイオ環境学部の大西信弘教授が監修、漫画家のいのうえさきこさんがイラストを担当している。「姿、形の奇異さだけではなく、擬態の話や魚の農業の話など、理科的な要素も盛り込んでいます」と小野寺さん。

 ■畑を作る魚

 アフリカ東岸からインド洋、太平洋などに生息するクロソラスズメダイは、“農業”をする魚として紹介されている。縄張りの中に好物のイトグサという藻類だけを残し、他の藻類を外にせっせと捨てに行く。これを繰り返すことで縄張り内にイトグサ畑を作り上げ、育ったイトグサだけを食べて暮らすという。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ