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【大阪北部地震】避難所の方が「安心」 障害者ら、早めの支援を

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 大阪府北部で発生した震度6弱の地震では、1人暮らしの高齢者や障害者ら災害時に支援が必要な人も多く避難所に身を寄せた。「家に帰っても1人」「みんながいるから安心」。頻発する余震への恐怖や孤独感が強く、避難所にいる方が心強いという安堵の声も聞かれる。

 大阪府高槻市の小学校に発生直後から避難する小林千鶴代さん(85)は体が不自由で、知らない男性におぶってもらい、エレベーターの止まった自宅マンション6階から階段を下りた。「地震がある間はずっとここにいたいが、いつまでいていいのか」と不安げに話す。

 同市の別の避難所に入った精神疾患のある女性(50)は「自宅はもう片付けたが、避難所に残り続けたい」と望む。夜に余震が起きるとパニック状態になってしまうと考え、自宅を出た。職員が夜も起きて対応してくれているため、安心できるという。

 発達障害のある小学6年の次男(11)と避難するパート女性(45)は、広い場所にいる方が落ち着くと思い、避難所に身を寄せた。「自宅は狭く、ストレスがたまる」と次男を思いやった。

 被災した障害者の支援活動を続けるNPO法人「ゆめ風基金」(大阪市)の八幡隆司事務局長は、こうした避難者について「無理に自宅に帰す必要はない。個々の話に耳を傾け、専門家による支援に早めにつなげる態勢を行政がつくることが必要だ」と指摘する。

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