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三田の長男監禁、父親「市職員におり見せても指摘せず」 懲役1年6月求刑し即日結審 神戸地裁

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三田の長男監禁、父親「市職員におり見せても指摘せず」 懲役1年6月求刑し即日結審 神戸地裁

 兵庫県三田市の自宅で知的障害の長男(42)をおりに閉じ込めたとして監禁の罪に問われた父親の無職、山崎喜胤(よしたね)被告(73)の初公判が19日、神戸地裁(村川主和=きみかず=裁判官)で開かれた。山崎被告は起訴内容を認め、「平成5年ごろ、三田市職員におりを見せたが何も指摘されなかった」と主張した。検察側は懲役1年6月を求刑し、即日結審した。判決は27日。

 三田市の担当者は公判後の取材に「当時の職員から『おりを見ていない』と聞いている。裁判を受け、新たに調査するつもりはない」と説明した。

 検察側は論告で、長期間にわたる監禁を「常習的で悪質。(長男が)視力を失った後も病院に連れて行かなかった」と非難。弁護側は「当時は(知的障害の)長男を引き取ってくれる施設もなく、家族は長年孤立していた」として執行猶予付き判決を求めた。

 被告人質問で山崎被告は27年以上前に大阪市内に住んでいた当時、長男が「大声を上げ、家族にかみつくので閉じ込めた。大工に座敷牢を作ってもらった」と証言。平成3年に三田市内に転居後は被告自身がおりを作ったと明らかにした。

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