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【大阪北部地震】京都の文化財に被害 石灯籠40基倒壊の石清水八幡宮、古くからあるものは無傷 

地震の影響で根本から倒れた本殿前の石灯籠=京都府八幡市の石清水八幡宮
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 18日の大阪北部地震は、京都府では南部を中心に重軽傷者が10人にのぼり、文化財に被害が出るなどの影響が出た。

 震度5強の揺れを観測した八幡市。石清水八幡宮では、境内や参道に並ぶ石灯籠約500基のうち約40基が倒壊するなどの被害に見舞われた。同宮によると、倒れた石灯籠は江戸期以降のものとみられ、関係者は「それ以前のものは多くの自然災害をくぐり抜けてきたのか、全くの無傷だった」と話した。

 浄音寺(同市)でも本堂の仏像が傾いたほか、庫裏の屋根瓦が府道に散乱し一時通行できなくなった。

 法澤隆定住職(71)によると、激しい縦揺れの後、横揺れを感じた。本堂では、仏像2体が鴨居(かもい)に前のめりの状態でもたれかかっており、「阪神大震災の時には仏像も大丈夫だった。損傷の度合いは今回の方が大きい」と肩を落とした。

 一方、大山崎町の寺院、妙喜庵(みょうきあん)では、国宝の茶室、待庵(たいあん)の外壁に縦約2メートルにわたりひびが入った。境内にある重要文化財の建物「書院」でも、欄間(らんま)が外れた。

 待庵は天正10(1582)年の山崎の合戦の際、秀吉が陣中に千利休を招いて造らせた茶室を後に同寺に移築した。現存する茶室としては日本最古で、利休作で唯一現存するものという。同寺の武田晃典さん(24)は「近い場所で起きた地震だったのでだめかと思ったが、被害がこの程度で収まったのは不幸中の幸いだった」と胸をなで下ろした。

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