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【軍事ワールド】「空からのテロを防ぐ」ドローン迎撃システム、米海兵隊が実用化

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 いまでは民放の番組で空撮動画が使われることも珍しくなくなった。米国では通販会社が宅配に用いようと計画し、果ては無人タクシーのプランまでもちあがっている。ここで問題となるのが、そのペイロード(運搬可能重量)だ。もはや爆弾を積んで自爆攻撃に使えるだけの性能がある。

 敵も使う

 USNIサイトによると、米海兵隊では「何十年もの間、偵察や監視任務に無人機を利用してきたが、その反対側は見てこなかった」。敵が無人機を米軍に対して使った場合を真剣に想定してこなかったというのだ。

 同サイトによると、今年1月には過激組織「イスラム国」(IS)が、武装した手作り(原文ではDIY)ドローン10数機によってシリア領内にあるロシア軍の飛行場を攻撃した。これらはヘリコプター型ではなく固定翼、つまり普通の飛行機の形状で、ロシア政府の公表した捕獲写真によると、大きなラジコン飛行機といったものだった。これが高性能化し、精密かつ独立した航法装置を備えれば大問題だ。

 しかし、実際にはその「大問題」を実現した無人機はいま、通販で20~30万円で買えるのだ。大きな機体なら、カメラでも爆発物でも運べる。

 こうした大型ドローンと、子供が戯れに飛ばしたおもちゃのドローン-それには物を運ぶ能力はない-の危険度を同等に評価するようでは、現実のテロ防止には使えない。「敵」が安価なオモチャのドローンを囮(おとり)に使い、迎撃を混乱させる恐れもある。RADA社のシステムの「大中小」の識別の重要性はここにある。

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