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【大阪北部地震】ブロック塀倒壊、今回も 老朽化、放置浮き彫りに

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【大阪北部地震】
ブロック塀倒壊、今回も 老朽化、放置浮き彫りに

 倒壊した大阪府高槻市立寿栄小の壁=18日午前10時56分  倒壊した大阪府高槻市立寿栄小の壁=18日午前10時56分

 大阪で震度6弱を観測した地震では、小学校のプールのブロック塀が道路側に倒れ、女児(9)が犠牲になった。過去の地震でも、崩れたブロック塀による死傷者が出ており、今回もあちこちで倒壊。老朽化したまま放置された危険な現状が浮き彫りになった。

 ブロック塀による大きな被害が出たのは、昭和53年の宮城沖地震。犠牲になった28人のうち、10人以上が塀の下敷きで死亡した。国は56年に建築基準法を改正し、塀の高さを2・2メートル以下にするなど耐震基準を強化した。

 それでも古いブロック塀は残り、平成7年の阪神大震災で倒壊が相次いだ。17年の福岡県西方沖地震、28年の熊本地震ではそれぞれ1人が、倒壊したブロック塀で死亡している。

 福岡大の古賀一八教授(建築防災学)は全国的に危険な箇所が数多くあると指摘し、「特に通学路は早急に対策してほしい」と訴えている。

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