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【関西の議論】有力資料なら1000万円 和歌山・新宮城復元に高額懸賞金

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 「これまでのところ、有力な情報は寄せられていません」。5月15日、新宮市役所で開催された田岡実千年(みちとし)市長の諮問機関「新宮城復元対策委員会」の第1回会合。城の復元に伴う資料収集の調査状況について、改めて説明があった。

 「国立国会図書館」「国立公文書館」「国文学研究資料館」「国立歴史民俗博物館」…。主な調査先14カ所が一覧で示されたが、これまでに「有力資料を発見」という情報はない。

 対策委は、「新宮城跡に関する復元調査委員会」が28年2月に懸賞事業を実施するよう答申したことを受け、具体的な実施方法などを検討するため設置され、今秋には中間答申を出す予定だ。

 調査委の答申によると、新宮城の復元根拠となる古写真や設計図などを対象に懸賞金を出し、金額は天守の資料なら1千万円、大手門は500万円、櫓(やぐら)は200万円。対策委には、市が30年度から3年間で計1700万円の債務負担行為を設定したことが示され、11月ごろには懸賞金事業をスタートさせる。

懸賞金は民間先行

 新宮城の復元に向けた懸賞金の事業は、これが初めてではない。市側の取り組みよりも前に、地元の若手経営者らでつくる「熊野地域経済研究会」が28年から1年間、総額250万円という懸賞金を設定し、英語も駆使した動画のネット配信などで“資料発掘”に取り組んだ経緯がある。

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