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【浪速風】米朝首脳会談 帰国途上にデニーロさんこきおろし…必要なのは冷静な目(6月16日)

トニー賞の発表・授賞式でスピーチするロバート・デニーロさん=10日、ニューヨーク(ロイター=共同)
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 米朝首脳会談が騒がれた今週、あるニュースにずっこけた。トランプ大統領に批判的な俳優、ロバート・デニーロさんが「くそ野郎」とののしったことに、大統領がツイッターで反撃。俳優がボクサー役もやっていたことを念頭に、「何度も頭を殴られた、知能指数が非常に低い人物」だって。やれやれ。

 ▼米朝会談から帰国する途上での書き込みとか。どっちもどっちだが、B級映画のような場外乱闘をやっている場合ではないだろう。北朝鮮の指導者は、多くの人が会談をSF映画と思うだろうと話していた。デニーロさんへの大統領の言葉も芝居がかっている。

 ▼必要なのはショーではなく、北の思惑を見極める冷静な目だ。拉致問題が動く可能性が出ている。デニーロさんがボクサー役を熱演した「レイジング・ブル」は、破滅的な半生を悔いるように聖書の言葉で終わる。「私は盲人だったが、今は見える」。芝居でなく、北の指導者にそう言わせるべきだ。

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