産経WEST

加熱式たばこに水銀、殺人未遂罪の男に懲役7年を求刑 大津地裁論告求刑公判

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


加熱式たばこに水銀、殺人未遂罪の男に懲役7年を求刑 大津地裁論告求刑公判

 知人男性(37)を殺害しようと、水銀を混入した加熱式たばこを吸わせたとして殺人未遂罪に問われた大津市の設備工、宮脇貴史被告(37)の裁判員裁判の論告求刑公判が14日、大津地裁(伊藤寛樹裁判長)で開かれ、検察側は懲役7年を求刑した。弁護側は執行猶予付きの判決を求め、結審した。判決は18日。

 検察側は論告で「宮脇被告は男性との関係を断つために、水銀をたばこスティックに注入して吸引させ、ひそかに殺害しようとした」と指摘。「男性には後遺症が出ており、結果も重大」などとした。

 弁護側は「男性は宮脇被告に金銭を要求するなかで暴力行為にまで及んでおり、そのことが犯行の契機を作り出した」などとし「反省しており、再犯の恐れもない」などとした。

 宮脇被告は最終意見陳述で「被害者の方には非常に申し訳ないことをした。すみません」と述べた。

 起訴状によると、宮脇被告は昨年6月3日、殺意をもって、あらかじめ水銀を詰め込んだ加熱式たばこスティック20本を男性に手渡し、翌日までにそのうちの14本を吸わせ、水銀吸入による全治不明の味覚障害を負わせたとしている。

「産経WEST」のランキング