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【BIE総会】再生医療第一人者の発信力と「課題」の若者参加・途上国支援のアピールに力  

BIE総会の会場でプレゼンテーションに備える山中伸弥・京大iPS細胞研究所長(左から2人目)ら=13日、パリ
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 11月に開催地が決定する2025年国際博覧会(万博)の立候補3カ国が13日、パリで開かれた博覧会国際事務局(BIE)総会で集大成のプレゼンテーションを行い、誘致レースはいよいよ終盤に突入した。日本は最先端の技術で課題解決に取り組む25年万博の成果は、「世界のみなさんすべてのものになる」と強調。十分にPRできていなかった若者の参加や「大票田」の発展途上国への支援も具体策を示し、幅広い国への支持拡大を狙った。(パリ 杉侑里香)

 「イ・ノ・チ」。「日本で『ライフ』のことを、そう呼びます」。穏やかな口調で、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を発見した驚きを語った山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長の言葉に、BIE総会の会場は一気に引き込まれた。

 日本の強みである再生医療の第一人者の知名度と発信力は抜群だ。アルツハイマーやがん、心臓病など多くの病気の治療へつながる大発見。その驚きをもたらした科学の力に気づいたのは「1970年の大阪万博の会場」と振り返り、「25年の万博は、未来の科学者たちを魅了してやまない『驚きの実験室』にする」と力強くアピールした。

 続いて登壇した世耕弘成経産相は、山中氏と大阪教育大付属天王寺中学・高校の同級生。ともに70年の大阪万博が人生の転機となり「未来を創り出す一人になりたいという夢見る者」になったエピソードを披露した。当時7歳だったという世耕氏は、「終生の友である山中氏とともに、大阪・関西で人生を変える万博をもう一度開きたい」と語り、その目的を「2025年の7歳の子供たちのためだ」と力強く訴えた。

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