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大阪万博、医療・健康アピール 山中教授ら「最終」プレゼン

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大阪万博、医療・健康アピール 山中教授ら「最終」プレゼン

BIE総会のプレゼンテーションでスピーチをする山中伸弥・京大iPS細胞研究所長=13日、パリ(杉侑里香撮影) BIE総会のプレゼンテーションでスピーチをする山中伸弥・京大iPS細胞研究所長=13日、パリ(杉侑里香撮影)

 【パリ=杉侑里香】2025年国際博覧会(万博)の誘致を目指す3カ国の事実上最後となるプレゼンテーションが13日、パリで開催された博覧会国際事務局(BIE)総会で行われた。日本はノーベル医学・生理学賞受賞者の山中伸弥・京都大iPS細胞研究所長(55)や若者グループをプレゼンターに起用。万博を通じ、日本の優れた再生医療研究や健康長寿への取り組みが、貧困や飢餓など地球規模の課題解決に貢献する未来像をアピールし、開催意義を訴えた。

 誘致に名乗りを上げるのは、日本のほかロシア(エカテリンブルク)とアゼルバイジャン(バクー)。立候補国によるBIE総会でのプレゼンは昨年6月、同11月に続き3回目となる。

 万博の開催地は今年11月の総会で、加盟国170カ国の投票で決定する。今回は加盟各国が投票先を決める前に行う集大成のプレゼンとなり、3カ国はそれぞれ自国の万博構想への支持を訴えた。

 プレゼンは加盟国の代表らを前に各国約30分の持ち時間で行われ、日本は最後の3番目に登場した。

 iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中氏は、1970年の大阪万博で受けた印象が自身の人生に大きな影響を与えたことを紹介し、「2025年の万博は、未来の科学者たちを魅了してやまない驚きの実験室になる」と力強くスピーチ。万博でのパビリオン出展を目指す関西の学生たちが中心となって結成したグループ「WAKAZO(ワカゾー)」のメンバーで、京大医学部の川竹絢子さん(23)も登壇し、「私たち若者の活動に懸けてください」とアピールした。

 世耕弘成経済産業相は、途上国支援策として、総額2億1800万ドルに上る支援を約束。会場で喝采を浴びた。

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