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【華麗なる宝塚】月城かなとフィッツジェラルド演じる 「ボロボロになった姿も魅力的。しっかり演じたい」

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月組男役スター 月城かなと=兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団(前川純一郎撮影)
月組男役スター 月城かなと=兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団(前川純一郎撮影)

 「彼は自分の人生を代償に書いているので、演じていて苦しい。本当に人間らしい人です。彼が感じていたことに近づき、その思いを体現できたら」と話す。

 “メモ魔”の主人公に近づこうと、メモを取り始めた。「私は割と記憶力が良いので、書くのは本当に大事なことだけでした。でも書いてみようと。日々感じたことや印象に残った文章を書き出していました」

 衣装は全編スーツ。トレンチコートなど男役の“見せどころ”もある。専科スターの轟悠(とどろき・ゆう)ら先輩の映像を見て、格好いい着こなしを参考にした。「ベースとなる男性の格好良さは、入団10年目の自分のキャリアも信じて。私はそんな人がボロボロになった姿も魅力的だと思うので、そこもしっかり表現したい」と意気込む。

 「入団10年目の今だから挑戦できる役。節目にこの作品や役ができることは大きな財産になる、そうなるようにしたいと思います」

 これまで多くの転機があった。なかでも昨年、組配属から在籍した雪組から月組への組替えは「世界が広がる」大きな出来事だったという。「個々に技術が高く、個性的」と感じた月組メンバーを前に、自身は「今まで雪組で学んだ自分を大切にしながら、月組らしさを取り入れ、組の力になりたい」と考えた。

 変わらぬ指針は、「舞台には人間性が出る」ということ。雪組前トップ、早霧(さぎり)せいなから学んだことだ。早霧は稽古場で苦しみながらもがむしゃらに挑む姿を隠さず、組のメンバーに見せてきた。「その取り組み方に、大きな影響を受けました」。舞台人としてのまっすぐで真摯(しんし)な姿勢はもちろん、早霧自身の人柄や魅力のすべてが舞台に表れていた。

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