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東京・目黒の虐待死事件 香川県が検証委員会設置へ 6月下旬に第1回

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東京・目黒の虐待死事件 香川県が検証委員会設置へ 6月下旬に第1回

 東京都目黒区で5歳の船戸結愛(ゆあ)ちゃんが虐待されて死亡した事件で、香川県の浜田恵造知事は11日の定例記者会見で「過去に関わりのあった転居元の香川県でも、事案に関係する県での一連の対応についての検証を行い、再発防止に必要な対応などを考えていきたい」と述べた。

 児童虐待防止法に基づいて、事件の現場となった東京都と転居元の香川県で検証する。

 浜田知事は「学識経験者ら専門家からなる第三者委員会である『香川県児童虐待死亡事例等検証委員会』を開催して、事案への対応にかかわる問題点、課題の分析、改善策などについて検証を行う。第1回を6月下旬に開催する予定で、検証は東京都とも情報共有を行いながら進めたい。できるだけ早く取りまとめを行い、再発防止に向けた取り組みを徹底したい」とした。

 また、取りまとめ以前であっても、県女性子ども相談センターの一層の体制強化などについて検討する考えを示した。

 県が関わりを持ったのは東京都に転居する前。平成28年12月、29年3月からの2度にわたって結愛ちゃんを一時保護。その後、面接などの児童福祉司指導措置を継続していた。父親が昨年12月に東京都に転居したのち解除した。

 解除について浜田知事は「結愛ちゃんに対する両親の関わりに変化もみられてきたこと、母親も自ら関係機関へ相談に行くなどの改善がみられた」と説明した。

 結愛ちゃんら母子は今年1月中旬に東京都に転居し、香川県の児童相談所は同月31日に東京都の児相にケース移管を行った。東京都の児相は2月9日に家庭訪問を行ったが、安否確認ができない中、今回の事件が発生した。

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