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【平成の記憶】人集う“円形舞台” ごった煮の街・大阪を象徴する「戎橋」架け替え

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いつの時代も往来の激しい戎橋。今は海外からの観光客でにぎわっている=大阪市中央区(360度カメラ使用、前川純一郎撮影)
いつの時代も往来の激しい戎橋。今は海外からの観光客でにぎわっている=大阪市中央区(360度カメラ使用、前川純一郎撮影)

 大阪・ミナミのシンボル「戎(えびす)橋」。6メートルの高さから360度カメラで見下ろすと巨大な円形舞台が浮かび上がる。

 橋の周辺には色とりどりのネオンがきらめき、独特の雰囲気を醸(かも)し出す。平成15年のタイガース優勝やサッカーW杯で日本代表が勝利すると人が集まり大騒ぎになったことでも有名だ。

2002年サッカーW杯で日本代表が決勝トーナメント進出を決めると、戎橋周辺には大勢のサポーターが集まった
2002年サッカーW杯で日本代表が決勝トーナメント進出を決めると、戎橋周辺には大勢のサポーターが集まった

 戎橋の歴史は古く、道頓堀川の開削が行われた元和元年(1615年)にさかのぼる。戎の由来は今宮戎への参道だったという説が有力だがはっきりしない。

 江戸時代の戎橋界隈には、中座や角座、浪花座といった劇場が立ち並び、演芸や演劇のメッカとしてにぎわいをみせた。今も歌舞伎役者の船乗り込みが行われるなど縁(ゆかり)は深い。

道頓堀でのダイブを防止するため、欄干の改良工事が施された=平成15年10月
道頓堀でのダイブを防止するため、欄干の改良工事が施された=平成15年10月

 現在の橋は、平成19年に架け替えられた。これまでの直線的な橋とは違い円形の広場をイメージしたデザインが人と人のつながりを演出する。

 同時に、道頓堀川の両岸には遊歩道の「とんぼりリバーウォーク」が整備され、川辺の散歩が楽しめるようになった。

 ごった煮の街、大阪を象徴する戎橋。その人気は海外にも知れ渡り、グリコのポーズで記念写真を撮る外国人が後を絶たない。

(前川純一郎)

人の流れが途絶えることがない戎橋(中央)
人の流れが途絶えることがない戎橋(中央)

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