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【衝撃事件の核心】覚醒剤買うために密売年間1000回以上の女

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【衝撃事件の核心】
覚醒剤買うために密売年間1000回以上の女

 「気分が落ち込んでしまったときに覚醒剤に逃げてしまった」というが、次第に依存は深まり、逮捕前は毎日1回は使っていた。

 1度の使用量は、仕入れた覚醒剤の効果を確かめる意図もあったが、一般的とされる使用量の10倍もの覚醒剤を注入。腕の血管は注射の打ちすぎで異常が出ていた。

 女は「最初はいつでも止められると思ったが、どうやって覚醒剤を手に入れるかいつも考えるようになった」と述べた。

再犯率上昇、負の連鎖

 本来、遠い存在であるべき覚醒剤だが、女のように「深く考えず」密売してしまえば、手が届きやすくなってしまう。

 女の顧客の中には、女を仕入れ先として密売をしていた人物もいた。この負の連鎖が続けば、薬物犯罪を撲滅することは難しい。

 犯罪白書によると、平成28年の1年間で覚せい剤取締法違反罪で摘発されたのは1万607人。刑法犯全体は減少傾向なのに、18年以降ほぼ横ばいで推移し、毎年1万人以上が摘発されている。

 また、再犯の課題が深刻で、同罪で摘発された成人のうち、前にも同罪で摘発されていた人の割合を示す「再犯者率」は、18年が55・7%だったのに28年には65・8%まで上昇している。女も過去の2回の裁判では「(覚醒剤を)100%辞める気持ちにならなかった」という。

 女は今回の裁判を通じて初めて自身が薬物依存症と自覚。「薬物の知り合いを全て断ち切る」と当初黙秘していた仕入れ先の女性についても詳細に供述し、「今後、警察の捜査にも協力する」と更生を誓った。

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