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仁徳陵、明治時代に修復の可能性 「妙にきれいすぎる」宮内庁陵墓調査官が指摘 奈良・飛鳥史学文学講座

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仁徳陵、明治時代に修復の可能性 「妙にきれいすぎる」宮内庁陵墓調査官が指摘 奈良・飛鳥史学文学講座

 修復時期については「明治5年以降で、(当時の)宮内省が仁徳陵を管理するようになる同19年以前」と推察。「堺県(現大阪府)が拝所(はいしょ)から見える前方部正面だけを修復した可能性がある」と述べた。この時期の仁徳陵修復に関わる資料は、宮内庁には残っていないという。

節目の500回目を迎えた飛鳥史学文学講座の講演会=明日香村中央公民館 節目の500回目を迎えた飛鳥史学文学講座の講演会=明日香村中央公民館

 また、墳丘が地崩れした原因について、波打つような崩落状況が観察されることから「地震の可能性が高い」としている。

 米国のボストン美術館には、一説に仁徳陵出土と伝えられる獣帯鏡や大刀の柄(つか)などが所蔵されている。だが、これらは6世紀前半の遺物の可能性が高く、墳丘の築造時期と合わないため「仁徳陵の出土品とは考えられない」と改めて強調した。

     ◇

 この日の講演会は、約160人が聴講。昭和50年から毎年参加している桜井市の中野益男さん(67)と、兵庫県伊丹市の福島敏雄さん(88)に表彰状が贈られた。

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