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悪質タックル排除へ映像チェック 関西学生アメフット、「リプレー検証」を今秋導入

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悪質タックル排除へ映像チェック 関西学生アメフット、「リプレー検証」を今秋導入

リプレー検証は日大と関学大が対戦した昨年の大学日本一決定戦「甲子園ボウル」でも導入された=平成29年12月17日、兵庫県西宮市(鈴木健児撮影) リプレー検証は日大と関学大が対戦した昨年の大学日本一決定戦「甲子園ボウル」でも導入された=平成29年12月17日、兵庫県西宮市(鈴木健児撮影)

映像の力で危険の芽を

 リプレー検証の対象となるのは「ターゲティング」と呼ばれる反則。ヘルメットの頂点からボール保持者にタックルしたり、パスやキックを終えたQBやキッカーら無防備な選手の頭や首にタックルしたりする行為を指す。

 ターゲティングは、タックルを受ける側はもちろん、前者の場合はタックルする側も頭を下げて突っ込むため、頭や首に命に関わる重大なけがをする可能性がある。このため、公式規則はターゲティングに対し、15ヤードの後退と資格没収(退場)という最も重い罰則を定めている。

 関西学連は日大の問題が起きる前からリプレー検証の導入を検討していたが、課題は試合映像の確保だった。アメフットでは通常、各チームの戦力分析スタッフらが自前のビデオカメラで撮影するが、審判がその映像の提供を受けて検証するには無理があったという。

 ところが、関西学生1部リーグの試合をインターネットで配信してきた大阪市の一般社団法人「リコネクトテレビジョン(rtv)」が撮影する映像を使用できることになり、今秋からの制度導入に踏み切った。同法人の須沢壮太代表理事は「審判も人間なので反則を見逃すことがある。映像の力で危険の芽を摘むことができれば」と語る。

将来は対象拡大も

 判定が微妙なプレーを映像で確認する仕組みは、大相撲やテニスなどでは以前から導入。プロ野球でも監督がリプレー検証を要求できる「リクエスト制度」が今季から本格的に運用されている。アメフットでは昨年度、日本一を決める「ライスボウル」や学生、社会人それぞれの日本一決定戦の計3試合で導入されたが、リーグ戦を通して行われるのは関西が初めてだ。

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