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悪質タックル排除へ映像チェック 関西学生アメフット、「リプレー検証」を今秋導入

リプレー検証は日大と関学大が対戦した昨年の大学日本一決定戦「甲子園ボウル」でも導入された=平成29年12月17日、兵庫県西宮市(鈴木健児撮影)
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 日本大アメリカンフットボール部の選手による悪質タックルが社会問題化する中、学生アメフット界が新たな一歩を踏み出そうとしている。関学大や立命大、京大などが所属する関西学生リーグは、重大な事故につながりかねない危険な反則行為を映像で確認する「リプレー検証制度」を、今秋の1部リーグの全試合で導入することを決めた。「ラフプレーが蔓延」「けがが多くて危ない」…。競技のイメージ低下が懸念される中、選手たちの安全を守る新たなチャレンジとなる。(岡野祐己)

注目の試合で試験導入

 5月27日、大阪府吹田市の万博フィールドで行われた関西学院大と関西大の春の公式戦。同6日の日大戦で悪質タックルを受けて負傷した関学大のクオーターバック(QB)が実戦に復帰するとあり、春の試合では異例ともいえる3千人の観客が詰めかけた。

 けがの影響も心配されたが、パスを9回中7回通して127ヤードを獲得するなど、リズム良く攻撃を率いた。試合後には騒動後初めて取材に応じ、タックルを受けることへの不安がなかったかを問われると、「あのタックルは本来起こらないプレー。(通常の)タックルに対しての恐怖感はなかった」と話した。

 関学大QBのプレーばかりが注目を集めたこの試合で、試験的に導入されていたのが「リプレー検証」だった。危険な反則の有無を確認するため、2人の審判がモニターに映る試合の映像をじっくり観察。関西学生連盟は今秋の正式導入を見据え、この試合を含む春の公式戦4試合でテストしたが、幸い、危険なプレーは一度も起きなかった。

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