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【ビジネスの裏側】京都がホテルの出店ラッシュ期に突入…「1万室不足」から一転、過剰供給懸念の声も

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【ビジネスの裏側】
京都がホテルの出店ラッシュ期に突入…「1万室不足」から一転、過剰供給懸念の声も

 国内外から年間5500万人もの観光客が訪れる京都市で宿泊施設の出店ラッシュが止まらない。格安航空会社(LCC)の便数拡大などを要因にインバウンド(訪日外国人客)が増え続けるとの予測から、東京五輪が行われる2020年前後を中心にホテルの出店が相次ぎ計画されている。「客室は1万室足りない」と、市長がかつて宿泊施設不足を訴えた京都。大阪などに流出した宿泊需要の回帰を期待する一方、顧客争奪戦の時代を迎えるとの指摘もある。(西川博明)

塗り変わる洛中地図

 京都の玄関口・JR京都駅(京都市下京区)。周辺では、東京五輪がある2020年に合わせ、大手資本によるホテルの開発ラッシュが進む。

 京都駅南側(八条口)では、パチンコ店跡地にJR西日本グループが運営する新ブランドのホテル2棟(計900室)が19年春に開業予定。その東側の八条通沿いでは、大和ハウスグループがホテル3棟の建設を進める。うち1棟は旅行大手エイチ・アイ・エスが運営し、ロボットが接客することで話題を集めている「変なホテル」となる。

京都駅周辺では、ホテルの新設が相次ぐ=京都市南区 京都駅周辺では、ホテルの新設が相次ぐ=京都市南区

 同じ駅南側ではJAグループ京都のビル建て替えもあり、ロイヤルホテルが新ホテル(267室)を20年8月をめどにオープンさせる。

 一方、駅北東部では、京阪ホールディングスが建て替え工事を進める旗艦ホテル「ザ・サウザント・キョウト」(222室)が19年1月に開業する。その隣では、三井不動産が「三井ガーデンホテル京都駅前」(仮称、136室)を19年夏をめどに開業する計画を発表した。このほか、アパホテルも近くでホテルを新設する。同駅周辺は各社の陣取り合戦により京都の「ホテル銀座」へ変貌する。

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