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【世界を読む】ケダモノと呼ばれる「MS13」…米政権のリアルな「敵」

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ケダモノと呼ばれる「MS13」…米政権のリアルな「敵」

5月23日、米ニューヨーク・ベスページでの不法移民対策などの会議に出席したトランプ大統領。会議には、不法移民らで構成されるギャング組織「MS13」による殺人事件の被害者遺族らも出席した(AP) 5月23日、米ニューヨーク・ベスページでの不法移民対策などの会議に出席したトランプ大統領。会議には、不法移民らで構成されるギャング組織「MS13」による殺人事件の被害者遺族らも出席した(AP)

 FOX(同)によると、MS13は、80年代に中米エルサルバドルからの移民によってロサンゼルスでつくられた。そして、ホンジュラス、グアテマラ、メキシコなど中南米各国からの移民らもくわえ込み、組織を膨張させていった。

 米司法省高官の話として、MS13は「殺人、強姦、支配」を信条としていると、FOX(同)は伝えている。また、同高官は、MS13のメンバーが、マチェーテ(なた)による激しい攻撃、処刑スタイルでの銃殺、集団強姦、人身売買でこの信条を実行しているとも語っている。

出身国に警告

 米メディアは、MS13のメンバーには過去2年間で、米ニューヨーク・ロングアイランドで少なくとも25人の殺人事件への関与が疑われていると報じている。

 殺人、誘拐といった凶悪犯罪を繰り返し、麻薬取引でも米国内の治安を脅かし続ける“最恐”のギャング組織だけに、摘発・壊滅対象リストのトップに位置づけられるのは当然だ。また、国境に「壁」を築くことを信条とするトランプ氏にとって、対MS13は不法移民の流入阻止に向けた主要な政策にもなりうる。

 実際、トランプ氏は5月23日、被害者が多数出ているロングアイランドで行われた不法移民対策の会議で、MS13メンバーの米国内への不法入国に対して措置を講じない中南米各国を非難し、当該国への経済支援の削減計画を進めていると警告した。ロイターなどが伝えている。

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