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【新幹線3人殺傷】車両内の犯罪、どう防ぐ 手軽に乗れるのがいいのか、安全対策強化すべきか…

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【新幹線3人殺傷】
車両内の犯罪、どう防ぐ 手軽に乗れるのがいいのか、安全対策強化すべきか…

事件が起きたのぞみ265号の車内で待つ乗客=9日午後(乗客提供) 事件が起きたのぞみ265号の車内で待つ乗客=9日午後(乗客提供)

 新幹線の安全対策をめぐっては、防犯カメラの設置や警備員の巡回などの取り組みが進むが、東海道新幹線の車内で男女3人が刃物で襲われた今回の事件では限界が浮き彫りとなった。2020年東京五輪・パラリンピックを控え専門家は、乗客らソフトターゲットに対するテロ防止の観点からも新たな対策の必要性を指摘している。

 平成27年ののぞみ放火事件以降、デッキ乗降口付近などに設置していたカメラを通路部分や客室内にも増設した。関西大社会安全学部の安部誠治教授(交通政策論)は「カメラは一定の抑止効果があるものの、かばんの中にあるものまで見ることはできず、何かあったときに車掌が駆け付けるまで時間のロスがあり、限界がある」とした上で、「こうした事件は今後も起こる可能性があり、新たな対策が必要だ。手荷物検査をするにしても大きな駅ではスペースの問題もあり非現実的だ。改札に取り付け、爆発物や危険物の持ち込みをチェックできる高感度のセンサーを開発することが有効なのかもしれない」と指摘した。

 「警備員を大幅に増やすことも対策の一つ」と話すのは鉄道ジャーナリストの梅原淳氏。「新幹線は航空機と異なり、乗る前に手荷物検査をしたりすることはなく、刃物などの危険物を持ち込むのを完全に防げない」とし、「通勤電車のように手軽に乗れる現状がいいのか、安全のために対策をより強化した方がいいのか、JRだけでなく利用者側も考える必要がある」と述べた。

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