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【新幹線3人殺傷】「やさしい人だった」死亡男性の近隣住民ら悲しみの声

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【新幹線3人殺傷】
「やさしい人だった」死亡男性の近隣住民ら悲しみの声

 新大阪行きのぞみ265号車内で乗客が刺された事件が発生し、規制線が張られたJR小田原駅の構内=9日夜(乗客提供)  新大阪行きのぞみ265号車内で乗客が刺された事件が発生し、規制線が張られたJR小田原駅の構内=9日夜(乗客提供)

 神奈川県内を走行中の東海道新幹線の車内で乗客3人が刃物を持った男に襲われ死傷した事件で、刃物で刺されて死亡した兵庫県尼崎市の会社員、梅田耕太郎さん(38)が住んでいたマンションの住民からは悲しみの声が漏れた。

 「今でも信じられません」。梅田さんが暮らしていたマンション13階の隣の部屋に住む40代の女性は、梅田さんが突然の凶行で命を落としたことを知り、肩を落とした。女性によると、梅田さんは夫婦二人暮らしで、共働きだったという。女性の娘に優しく接してくれた姿が印象に残っていると言い、「梅田さんが出勤されるときにあいさつをすると、いつも穏やかな表情で応じてくれたのを覚えている。本当にショックです」と声をひそめた。

 梅田さんは殺人未遂容疑で現行犯逮捕された自称愛知県岡崎市の無職、小島一朗容疑者(22)の犯行を止めに入って犠牲になったとされる。9階に住む男性(56)は「同じマンションの住民が被害に遭うなんて、言葉にならない。あいさつを交わす程度だったが、温厚な人で犯人が許せない」と話した。

 梅田さんの家族は10日、弁護士を通じて「突然、家族を奪われたこの悲しみは、言葉では言い尽くせません。今は、そっとしておいてもらいたいです」とするコメントを公表した。

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