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日本を支えた「森林鉄道」をレジェンドたちが語る 近畿中国森林管理局イベント

林野庁近畿中国森林管理局森林のギャラリーで行われた森林鉄道トークセッション終了後、展示写真の解説をする矢部三雄・富士大学客員教授=9日午後、大阪市北区(奥清博撮影)
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 石川・三重県以西山口県までの国有林を管理する林野庁近畿中国森林管理局(大阪市)は明治期から昭和40年代まで木材を運搬するため日本各地の山奥に敷設、運行され林業を支えた森林鉄道の写真や資料などを展示する企画展「森林鉄道から広がる昔の林業展」を開催している。

全国初のイベント

 9日には特別企画として森林鉄道に造詣の深い“レジェンド”を招きトークショーが開かれ、80人の熱心なファンが参加した。近畿中国森林管理局によると、林野庁主催の森林鉄道ファン向けのイベントは全国初という。

 出演者は林野庁OBで「全国森林鉄道全データ」の著者、矢部三雄・富士大学客員教授、森林鉄道好きが高じて林野庁に入庁した高塚慎司・国有林野部業務課課長補佐、高知県の魚梁瀬(やなせ)森林鉄道の研究、著述が縁で馬路村観光大使に任命された森林鉄道研究家・舛本成行さんの3人。

 出演者の森林鉄道に対する思いが語られ、参加者からの、展示写真に関する質問に答える機会ももうけられた。

 高塚課長補佐は自らが製作し、展示されている模型について語り、続いて小規模な森林鉄道の多かった近畿中国森林管理局管内の森林鉄道の特徴について解説した。

 舛本さんは森林鉄道遺稿を地域資源として活用する方策をかかわってきた魚梁瀬森林鉄道の例を元に近畿中国森林管理局管内の森林鉄道遺構の活用の可能性を語った。

 矢部教授は個人的な愛好者による組織ネットワークを作り、保存活動や産業遺構の活用をバックアップしてもらいたいと集まったファンらに呼びかけた。

 企画展は大阪市北区天満橋の近畿中国森林管理局森林(もり)のギャラリーで平日午前9時~午後5時、22日まで。

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