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祇園祭で巡行の太子山、240年ぶりに胴掛新調 ベトナムの工房で「生命の樹」

新調された太子山の胴懸=9日、京都市下京区の市立下京雅小学校(恵守乾撮影)
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 京都・祇園祭で巡行する山鉾(やまほこ)の一つ「太子山」の左右を飾る「胴掛(どうかけ)」(縦約1・7メートル、横約2・4メートル)2枚が約240年ぶりに新調され、京都市下京区で9日、報道陣に公開された。

 新しい胴掛は、ベトナムで刺繍(ししゅう)を施し、日本で仕上げた。18世紀前半ごろにインドで作られた元の胴掛と同じ「生命の樹」やクジャクがモチーフで、想像上の花や鳥、ゾウなどが極彩色であしらわれている。

 太子山保存会によると、元の胴掛の復元も考えたが費用面で断念。保存会のメンバーが何度もベトナムに足を運び、3年がかりで完成させた。新しい胴掛は7月17日の前祭の巡行で使用する。

 保存会の川口良正理事長(68)は「ベトナムと日本の刺繍の融合を感じられるので、じっくりと間近で見てもらいたい」と話した。

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