産経WEST

旧優生保護法下の不妊手術、「国は素直に謝罪を」 提訴前に熊本の73歳男性

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


旧優生保護法下の不妊手術、「国は素直に謝罪を」 提訴前に熊本の73歳男性

 旧優生保護法下で不妊手術を強制されたとして、国に賠償を求めて近く提訴する意向の熊本県の男性(73)が9日、熊本市で記者会見し「つらい人生を生きてきた。国は素直に謝ってほしい」と涙ながらに訴えた。

 弁護団によると、男性は変形性関節症を患い、小学生の頃に同意がないまま不妊手術を受けたとされる。交際した女性との結婚も諦めざるを得なかったという。「自分の人生は何だったのだろうか。この気持ちを国に少しでも伝えたい」と話した。

 会見に同席した東俊裕弁護士(65)は「手術は人権侵害そのもので憲法違反だ。国は謝罪し、優生思想が間違いだったと、けじめをつけなければならない」と述べた。

 熊本県内からは男性のほか、20代の頃に不妊手術を受けた女性(71)が提訴を予定している。

「産経WEST」のランキング