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「キャッシュカード、偽造されています」…高齢者狙い「すり替え詐欺盗」、関西でも急増

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 高齢者の自宅を訪ねてキャッシュカードを見せてもらい、隙を見て偽物とすり替える「カードすり替え詐欺盗」と呼ばれる被害が急増している。手口は特殊詐欺とほぼ同じだが、偽物を渡すことで発覚を遅らせるところに特徴がある。昨年ごろから首都圏で目立ち始め、今年に入って大阪でも流行の兆しがある。捜査関係者は「関西では知られていない手口。拡大する恐れもある」と警戒を強める。

 印鑑探させる間に

 「あなたのカードが偽造されている可能性がある。金融庁の職員を自宅に向かわせる」

 4月中旬、大阪府茨木市の60代男性宅に警察官をかたる男から電話があった。

 男はなおも話し続け、男性に考える時間を与えない。通話が終わらないうちに、黒のパンツスーツ姿の同庁職員を名乗る女(27)が訪ねてきた。

 「カードを止める必要がある。暗証番号を書いたメモと一緒に封筒に入れて保管を」と嘘を言い、持参した封筒を差し出した。そして「封筒の上から割り印を押すので、印鑑を持ってきて」と要求。男性が室内から印鑑を持って戻ると、女は割り印をさせて「3日間保管するように」と封筒を男性に渡し、そのまま立ち去った。

 割り印がなされた封筒は無関係のポイントカードが入った偽物だった。男性が印鑑を取りに行っている間に、あらかじめ用意した別の封筒とすり替えていた。

 しかし不審に思った男性が封を開けたため、被害が発覚。カードの使用停止手続きが取られ、すり替え後に金を引き出そうとしていた女も大阪府警に窃盗容疑で逮捕された。

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