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【関西経営者列伝】育児、時短…それぞれの働き方で 平安伸銅工業・竹内香予子社長(4完)

「アイデアと技術で暮らしを豊かにする」を理念に挑戦を続ける平安伸銅工業の竹内香予子社長=今年1月、大阪市西区(前川純一郎撮影)
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 社内改革に着手し、反発を受けながらも歩みを続けた平安伸銅工業(大阪市西区)の竹内香予子社長(35)。成功体験を生みだし、社員のモチベーションにつなげてきた。人材面では既婚者を含めて女性を積極的に採用し、子育てなど個々の事情に合わせた働き方を提供している。(林佳代子)

 平成27年、父の跡を継いで社長に就任しました。実質的には専務になった23年から経営を任されていましたが、代表権は父が持っていた。私が失敗を恐れず新しいことに挑戦できる余地を残してくれた、父の優しさだったと思います。

 けれど、バトンタッチを決心してからは「お前が代表権を持たないと、甘くなる」と。責任を全て1人で負う覚悟が必要でしたが、心は固まっていました。

出会いが生んだ15万個のヒット

 《社長就任の年、会社の転機につながる大きな出会いがあった》

 ちょうどその頃、自分で自分好みに部屋をアレンジするDIYに注目していて、主力商品だった収納用具「突っ張り棒」の技術を生かし、壁や天井、床を傷つけずにおしゃれな収納が作れるような商品を開発したいと考えていました。若い世代、女性にも受けるだろうし、新しいマーケットを創造できるんじゃないかと考えていたんです。

 自分では頭の中のデザインを絵にすることができないため、現場の技術者に頼むんですが、なかなか思いが通じない。焦りを感じる中で、外部からデザイナーを募集し、入社してくれた1人の女性が、会社を変えるきっかけをくれました。

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