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豊能ダイオキシン問題「百条委で偽証」と前町長らを告発

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豊能ダイオキシン問題「百条委で偽証」と前町長らを告発

 大阪府豊能、能勢両町でつくる豊能郡環境施設組合がダイオキシンを含んだ廃棄物を無断で神戸市に埋め立てた問題にからみ、組合議会の調査特別委員会(百条委)で偽証を繰り返したとして、同組合は8日、地方自治法違反(虚偽証言)罪で、当時の組合管理者で前豊能町長の田中龍一氏(現・豊能町議)ら3人に対する告発状を大阪地検特捜部に提出した。

 ほかに告発されたのは、当時の同町副町長と組合事務局長。告発状によると、3人は福岡県大牟田市の廃棄物処理業者に対し、廃棄物処理の見積書に仲介業者に支払う手数料を上乗せするよう指示しておきながら、百条委では「処理費の内訳は業者間でやっている」などと嘘の証言をした、としている。

 田中氏らは「意に沿わないわれわれの主張を部分的に指摘した不当な告発だ」とのコメントを出した。

 この問題は、平成9年に能勢町のごみ焼却施設「豊能郡美化センター」から高濃度ダイオキシン類を検出し、同施設は解体。28年2月、解体で出た廃棄物を神戸市内の処分場に埋め立てたが、廃棄物処理法で定められた搬入先の自治体への通知をしていなかった。廃棄物は現在は豊能町内に仮置きされている。

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