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【通崎好みつれづれ】平岡養一と高校野球

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 弟の寅之助、おいの養一も、自然と野球を親しむようになったのだろう。野球好きの養一は母校・慶應義塾大学の応援歌をいくつか作曲している。そんな関係で、私は慶應義塾の同窓会組織、東京三田会によばれたことがある。

 演奏会のアンコールに、神宮球場で行われる六大学野球では必ず肩を組んで歌われる『慶應讃歌』(平岡養一作詞・作曲)を演奏したところ、客席におられた「応援指導部」OBの方が大きな声で応援を始められた。「フレー、フレー、ツウザキ」と、会場一体となって応援してもらったのは、なんとも愉快な経験だった。甲子園の始球式というと、この「大声援」を思い出す。普段野球とはあまり縁がないが、何かとつながっているものだ。(通崎睦美 木琴・マリンバ奏者)

 つうざき・むつみ 昭和42年、京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院修了。マリンバとさまざまな楽器、オーケストラとの共演など多様な形態で演奏活動を行う一方、米国でも活躍した木琴奏者、平岡養一との縁をきっかけに木琴の復権にも力を注いでいる。執筆活動も手掛け、『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』で第36回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)と第24回吉田秀和賞をダブル受賞。アンティーク着物コレクターとしても知られる。

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