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【関西の議論】籠池被告の初公判いつ? 長期化する公判前整理手続き、過去最高平均8カ月超に

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 拘置所から出てきた2人はこれから刑事裁判を受ける。だが、初公判などの日程はまだ決まっていない。公判前整理手続きが長期化しているためだ。

否認で長期化の傾向

 殺人や強盗致死傷事件など裁判員裁判の対象となる事件は必ず公判前整理手続きに付されるが、対象外でも公判審理を継続的、計画的かつ迅速に行う必要があると判断された場合に実施される。

 籠池被告らの事件は裁判員裁判の対象ではないが、公判前整理手続きは昨年11月中旬から始まり、非公開の公判前整理手続きが、すでに4回開催された。今年6月末に5回目の手続きが予定されており、7カ月を超える。しかし、関係者によると、細かい主張内容や裁判で取り扱う具体的な証拠などはこれから詰めていくといい、まだまだ時間がかかりそうな状況だ。

 公判前整理手続きをめぐっては、昨年に全国の裁判所で開かれた手続きは終了するまで平均8・1カ月を要し、平成17年の導入以降最長だったことが、最高裁への取材で分かった。

 最高裁によると、黙秘を含む否認事件でより長くなる傾向にあり、公判に向けた争点の絞り込みが難しいことが長期化の要因とみられ、10年前と比べると平均で5カ月近く伸びている。

 10年前の20年は平均3・4カ月だったが、25年には同7・2カ月に上昇。その後も長期化傾向が続き、今年は2月末時点で同8・2カ月と、過去最高を上回る高い水準で推移している。

 一方、被告が罪を認めている自白事件では昨年は同6・4カ月なのに対し、否認事件では同9・4カ月と約3カ月の開きがあった。

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