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【軍事ワールド】「求む! 元戦闘機パイロット」 米空軍1000人募集も トム・クルーズの主演作でPRの海軍と比べ…

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 絵に描いた餅

 このため米トランプ大統領は昨年10月、退役パイロット1000人の現役復帰を可能とする大統領令に署名したのだが、中身は現実に対応していなかった。

 復帰できる期間がわずか1年に制限されていたことなどがネックとなり、実際に復帰したのはわずか10人。1000人復帰は絵に描いた餅となりかねない状態だったのだ。

 そこで今年5月、受け入れ条件を大幅に改正。復帰して働ける期間を「1年」から「2~4年」に延長したほか、パイロットだけだった対象を、戦闘システム士官(空軍特殊コード12X)空中戦管理者(同13B)にも拡大した。

 米空軍関連サイト「エア・フォース・タイムズ」によれば、最長4年の勤務を可能にしたことで「パイロットとしての再訓練に1年を充てたあと、さらに3年の間、任務を果たせる(働ける)」としている。さらに凄腕パイロットなど“匠の技”を持つ者は「空軍基地でインストラクター(指導教官)として働くことも可能」という。「退職したグレードで現役復帰を命じられ」ることから、階級は現役時のままで復職できるのも魅力だ。

 実際、米空軍の公式発表では、対象者は▽退職後5年以内▽原則50歳未満▽階級は大佐か中佐、もしくは大尉-などとなっており、つまりは現役時に戦闘飛行中隊の指揮官や部隊司令を務めた“腕利きのエリート”が対象となっている。

 結局はベテランが前線で「昔取った杵柄」といわんばかりの戦闘任務に就くのではなく、映画「トップ・ガン」に出てきたような凄腕の教官となって現役をシゴキ抜くことで、全体のレベルアップにつなげ、かつ人員不足を解消するのが目的のひとつのようだ。

 ただし、空軍の「人集め」には根深い難点があるのではないかと苦笑したくなる要素もある。

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